知れば知るほど味がある、見逃せない穴場の数々、楽しみ方のバラエティ。
渓流に囲まれた森の公園。温泉街からの散策に最適です。
大石公園には日本一大きいと言われている御影石があり、大石内蔵助が訪れた際に思わずたたずんでしまったと伝えられています。又、他にも巨岩、奇岩が数多く見られ、温泉街をぬって流れる三滝川の渓流と木々がおりなす美しさが絶品の公園です。
多くの俳人・歌人が川の流れを楽しみました。
「世の中の 春には遊び あきにけり いざ鶯と山ごもりせむ」
鈴木小舟
涙橋は、湯女《ゆな》が湯治客と涙を流して別れを惜しんだことから。
少し上流に架かる誘《いざな》い橋は、名前通り、恋人を誘って逢瀬を楽しんだことから付きました。
僧兵たちの集う山岳宗教(最澄が広めた天台宗)の拠点だった三嶽寺。今では折鶴伝説の恋結びの社寺として復活しました。毎年早春には、折鶴に願いをたくす「折鶴祈願奉納」、10月には火炎みこしが温泉街を練り歩く「僧兵まつり」が行われます。